ABOUT

HISTORY

 昭和25年に前身である音楽研究合唱団が発足したのが我が団の始まりです。

 昭和29年にフォイエル(ドイツ語で炎の意)の名を得、塚谷晃弘先生と山岸磨夫先生をお迎えし、昭和35年にフォイエル・コールは単独部会としてスタートしました。山岸先生は昭和56年に一度引退なさいましたが、同年に常任指揮者となられた上岡敏之先生が昭和59年よりドイツ留学をされたのがきっかけとなり再び名誉指揮者としてお迎えし、また同年にヴォイストレーナーの熊谷卓先生に客演指揮者をして頂きました。

 昭和62年に塚谷先生が定年を迎えられたことを機に、本学経済学部教授の伊木誠先生を顧問としてお迎えし、常任指揮者として志賀保隆先生を、ヴォイストレーナーに松井康司先生をお迎えしました。

 平成12年にはヴォイストレーナーとして光野孝子先生を、その翌年にはピアニストとして大出満美先生を、平成15年にはその2年前まで伴奏を務めていただいたピアニストの清野香子先生を再びお迎えし、平成19年には1年間お世話になった内田順先生に代わり遠藤彰朗先生を新しく顧問にお迎えしました。

 平成23年には第50回記念定期演奏会にて大田桜子先生の"炎への讃歌"の初演も行いました。

 また平成24年に顧問としてお迎えした宮下雄治先生に代わり平成25年に茂木栄先生を、平成26年にはピアニストとして半田規子先生をお迎えし、フォイエルは発足からおよそ70年の歴史を持ちながら、炎の魂を持って現在も活動しています。

NAME

 フォイエル・コール混声合唱団は、昭和29年に当時団員であった栗山さんが名付けたことにより、この名前のもと活動を開始しました。

 フォイエルの名前の由来は、ベートーヴェンが作曲した交響曲第9番の第4楽章『歓喜の歌』にあります。この歌詞の大部分はフリードリヒ・フォン・シラーが書いた『歓喜に寄す』という詩から引用されたものですが、シラーがこの詩に込めたのは「友人や愛する人のいる人生の素晴らしさ」、そしてベートーヴェンがこの曲に込めたのは「そんな友人や愛する人と共に手をとり歌おう」という思いでした。

 栗山さんは「争いごとなく調和して、仲間たちと一致団結してほしい」という思いを込めて、歓喜の歌にある「feuer」をとって「フォイエル・コール混声合唱団」という名前をつけてくださいました。


Freude, schöner Götterfunken,

歓喜よ、美しき神々の煌めきよ、


Tochter aus Elysium,

天の楽園から来た娘よ、


Wir betreten feuertrunken,Himmlische, dein Heiligtum!

我々は火のように酔いしれて、天空の彼方、貴方の聖地に踏み入る!

FEUERCHOR

〇団員数(2024/6/4時点)

 57名

〇練習曜日

(前期) 月・水

(後期) 月・水・(土)※土曜日の練習につきましては、毎週行う限りではありません。

〇練習時間

(月曜) 17:50-20:10

(水曜) 17:10-19:40

((土曜) 10:30-16:00 or 13:30-16:00)

〇練習場所

(月曜) 渋谷キャンパス

(水曜) たまプラーザキャンパス

(土曜) 渋谷キャンパス・たまプラーザキャンパス

〇部室

(渋谷) 若木会館1F 部室121

(たまプラーザ) 5号館 2F 音楽練習室3

〇掛け持ち

可能

〇フォイエル・コールの特色

「色んな分野で生きてきた人と出会うことができ、濃い繋がりができる」

 それぞれが違う過去を持ち、異なる夢を持つ人間です。色んな人と活動を通して時間を共有し、それぞれの人間性を理解すれば、お互いに影響を与え合い成長していくことができます。パートや学年を超えて、授業や試験、進路など生活の悩みの相談に乗ってくれる、暖かいつながりができるサークルです。


「締めるところは締める」

 イベントや練習ではとことん楽しめるのがいいところですが、先の目標を見据えて真剣に取り組むべき時は真面目に取り組んでいます。例として会計と改選の話を挙げます。団員の皆様から預かった大事な団費をいつどこでどのように使おうかという「予算案」、実際にどうなったかという「決算」を団員全員に配布し、議長をつけて質疑応答の場をとり、適性に審議する場を設けています。また演奏会が終わると次期役員を決める「役員改選」があり、それぞれの仕事・役割についてしっかり考えてもらう場も設けています。 フォイエル・コールがこれまで長い歴史を刻んでこられた理由の一つに、この様な強固な運営地盤を作る制度が整っていた点があります。自分たちの環境は自分たちで整える、これが中学・高校の部活動と大学サークルの異なる点です。


「演出ステージで楽しく歌いながら踊る」

フォイエル・コールにしかない特徴、それは見て聞いて楽しめる演出ステージがあることです。他の合唱団でも衣装が変わったり、少し振付があったり、少し隊列移動があるところもありますが、フォイエル・コールは違います。少しどころではなく、一つのステージに丸々演出をつけて、観客の皆様をステージに引き込ませます。是非フォイエル・コールの動画をYouTubeで検索して見てみてください!きっとあなたも、団一丸となってつくりあげる演出ステージに参加してみたくなるはずです。